6夜『ソクラテスの弁明(プラトン)』

不正な死刑の宣告を受けた罪は、「ポリスの敬う神々を敬わないで新奇な神々を崇拝し、かつ若者を墜落させた」というものです。

これに対してソクラテスは、アテナイの市民に訴えかけ、弁明をしますが、なんとなくで死刑が決まってしまう。

全体主義や社会主義・大衆の反逆・哲学の祖はここにあるように感じられる。人間の悪みたいな部分は2500年前から何一つ変わっていない。

そんなことを思わせてくれる哲学書です。

1.『ソクラテスの弁明(プラトン)』評価:89点

ソクラテスの弁明(プラトン)の評価理由は、

高評価の理由
  • 2500年前のことなのに現代において、何も問題は解決していないことがわかる
  • 思考が深くなる
  • 無知の知であることがわかる

ソクラテスの弁明は、哲学書としては一番わかりやすくここから哲学がここから始まっていると言えるほどの名作です。

解読しようと色々な人が試していますが、ソクラテス自身は求めていないように思います。物議をすることはわかっていて、処刑され死を選んだことはわかります。

文句なしの高評価です。それではあらすじと内容を紹介していきます。

2.『ソクラテスの弁明(プラトン)』簡単なあらすじ・内容(解釈)


①ソクラテスの裁判対話は四つある

ソクラテスの裁判に関する対話篇は、時系列になっています。

スターウォーズのシーズン1・2みたいになっております。

エウテュプロン(訴えられ役所へ赴く)

→ソクラテスの弁明(ソクラテス告発裁判現場)

→クリトン(有罪になったソクラテス、牢獄でクリトンが脱獄を提案)

→パイドン(ソクラテス死刑当日の牢獄)

以上四つがソクラテスの対話です。

②ソクラテスの死刑判決は憎悪感や正義感を恐れた人類の表れ!?

当時には知者として支配者と階級がしっかりあり、法も整備されていました。

  • 芸術家
  • 政治家
  • 建築家
  • 詩人

といった人々の知者がいました。ソクラテスもその1人でした。

ただソクラテスは、

  • 自分が知者であることを否定
  • 自分は何も知らないと言っていた

ソクラテスは、本当の知識を得たくて色々な人に聞いて対話を求めていました。

しかし誰1人その答えを知っている人はいませんでした。

その正義感に腹を立てた。無知を認めれない人々の反感を買うようになります。

  • アテナイ社会の人々を恐れと反感を引き起こしている
  • 若者たちをこらしめている

以上の二つでソクラテスは裁判にかけられていくのでした。

③ソクラテスの裁判は現代でいう不正投票や民主投票の印象操作に似ている!?

というものの現在の政治的事件と非常に似ています。

ソクラテスは母親のクリティアスという人物の教育者でした。三十人政権の中心人物でした。

アテナイと並ぶ有力としスパルタをモデルにするエリート支配体制を目指しています。

これは国家(プラトン)にも記述されております。

そして、寡頭派はペロポネソス戦争で勝ち政権を奪取します。「ポリスを不正の輩から浄化し、得と正義へと向ける」

と宣言しますが、反対者を不当に処刑し、財産を没収し「ナチズム」みたいに恐怖の政治になり、半年で崩壊するのでした。

それで、ソクラテスがのこのこ生きているのは辻妻が悪いということで、

民主党の3人政治家アニュトス・若い詩人メレトス・弁論家リュコンは、三十人政権に恨みがありました。

独裁者の教師が生きていて町中でウロウロ話を聞いているとしたらあなたはどう思いますか?

ふざけるな!と思うことでしょう。

なので、悪いことをしてなくても「不敬神と若者を堕落させた」と告発をしたのでした。

④ソクラテスの死刑判決は、人類の虚構を物語っている!?

正義は不正に勝りました。ソクラテスは当日の市民500人から有罪判決を下されます。

「人々の嫉妬と中傷が優れた人に罪を負わせてきた。それがわたしで終わりになるようなことは決してないだろう」

等々弁明をしますが、人間は変わりません。結局人類の恨みや虚構は増していき、噂を噂がよび、

なんとなく悪いよね殺しちゃおうで死んでしまうのでした。

3.『ソクラテスの弁明(プラトン)』感想と評価・自己解釈

一回目に読んだときは無知の知で死も智慧についても何も知らないのにあたかも知ったそぶりをしている人たちが多すぎるのではないか?と現在と当時の時代のリンクを想像してとても感動をした。

二回目を読んで不思議な違和感を覚えたのが人間は無知である、死について何も知らないのに死ぬことを恐れている、人間は無知なのを知っているのである。という場面があるが、
神ゼウスとかソクラテスは小さい時から声が聞こえているとか、これはソクラテスが哲学者として知恵を追い求めていくにつれて自分との対話+神との対話がとても印象的だった。

イデア論に発展するわけです。ちなみにソクラテスは、無知の知で有名ですが、実際は知らないということを知っているとしか、ソクラテスは言っていません。

これを無知の知と呼び出して、現代はここまで浸透してしまいました。

面白いですね、スピリチュアルとして扱われている、守護霊の会話・天使の会話等々呼び方は色々ありますが、なぜか成熟するとそこに行き着き、神と関係している。
もうコロナウイルのことなんて忘れてしまいそうなくらい、ポジティブに知恵を求めようと思った本でした。おそらくこれを受け入れない人はきっと本の中にあった有罪判決で投票の250対220の250側なのでしょうかね?
それは未来永劫変わることがないかもしれない法則かもしれません。それでも自分は220側でしっかり自分の目で見て死をも恐れぬ人になりたいと思った今日なのでした。
肥えた豚より餓えたソクラテスになりたいものですね☺︎

今でも大して変わりませんよね。結局1人ずつの恐怖を拭わなければ解決に繋がらない。永遠の過ちに氣がつくと言って死んでいったように思います。

4.『ソクラテスの弁明(プラトン)』まとめ

読むと得られること
  • 強い信念を持ちたい人
  • この世の中は正しいのか?本当の正しさを追求したい人
  • 今まで哲学書を読んだことがない人

以上3点知ってみたい人は読んでみてはいかがでしょうか?

過去に読んだ本のランキングも紹介しています。よければこちらへどうぞ。

生かしていただき有難う御座います☺︎

自己紹介
mo~mo~mo~mo~妄想屋
ブックマン

アルティメットブロガー
伝説の始まり、アルティメットサイヤ人であることを想起。

目的
未来+αの情報を提供。
現在は、8つのサイトを運営。

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5.建築現場監督の技術 建築トントン
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ここから私の物語の第2幕が始まる。

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