2夜 『星の王子さま(サン=チクジュペリ)』5分で分かる

星の王子さまってどんな話?小さい時読んだけど忘れている。子供に読ませようかな?等々様々な方がいると思います。

本を1000冊以上読んだ私が、あらすじと名言と作者の意図を解説します。なるべくわかりやすく伝わればと思います。

1.『星の王子さま(サン=チクジュペリ)』評価:91点

一度は聞いたことがある。星の王子さまは世界的に有名なベストセラーです。自分も小さい頃から読み続けている。自分のバイブルです。

本当に大切なものは目に見えない。この言葉が私の中に響き渡ります。しかし、人間は利己的に生き続けている。読むたびに1人ずつの人間の心が変われば戦争も争いもなくなるはずなのにと思います。それを大切にしないといけない。そうやって思い出させてくる本です。

十回以上は読んだ経験を生かして作者が伝えたかったことについて、自分なりの考察と本のあらすじの内容を紹介させていただきます。

2.『2夜 星の王子さま(サン=チクジュペリ)』あらすじ・内容

飛行士の「僕」が主人公の物語です。
主人公「僕」が飛行機の故障でサハラ砂漠に不時着する場面から始まります。
主人公は小さい頃の感情を捨てて、大人という自分になりかけています。要するに、お金による打算や人の家系等の損得勘定のみの人間になっていて心を許せる人がいなくなっています。

そんなある日、主人公「僕」はサハラ砂漠故障中の飛行機を直していると小さな星からやってきた王子さまに出会います。
王子さまと話をしていると小さい時から持ち歩いている一枚の絵を王子さまが見ます。その絵は、見た目は黄色い帽子に見える絵です。
その黄色い帽子は像を飲み込んだウワバミでした。しかし、小さい頃その絵を母に見せるとそんなことを書いていないで違うことをしなさいと言われ、絵の夢を奪われていた主人公「僕」でした。
しかし、その絵を見て王子さまは「ゾウを飲み込んだウワバミ」の絵と言い当てます。。
そして、王子さまは羊の絵を書いて欲しいと言います。

主人公「僕」は、羊の絵を描いて王子様と徐々に絆を結んでいきます。

大人になりかけている自分の心は、飛行機の修理に追われながら、王子さまが活火山が3つある星から地球までくる星を6つ旅してきた。宇宙人と知ります。そして旅の途中の星に住む大人たちについて話を聞きます。

訪れた星 6つの星の6人の登場人物

それぞれの星の登場人物について紹介します。

1つ目の星 王様

一つ目の星は「王様」が住んでいる星です。王子を歓迎しますが、王子は自分の権威を守ることしか頭になく、命令することばかりを考えています。そのことに理解ができず、最後は出て行けと命令して2つ目の星にいきます。

2つ目の星 大物気取りの男(自惚れ)

二つ目の星は、「大物気取りの男」が住んでいました。自惚れ男は自分を賞賛する存在だと思っています。とにもかくも褒めて欲しがる男は王子さまはつまらない大人だと辟易してしまいます。

3つ目の星 酒びたりの男

3つ目の星は、「酒びたりの男」が住んでいました。男は酒びたりを恥じていましたが、恥じらいを忘れるためにまた酒を飲んでいるのでした。王子はそれを見てただ路頭にくれるのでした。

4つ目の星 実業家

4つ目の星は、「事業家」が住んでいました。自分は有能なので星を数えて、所有することの効率性ばかり求めて話もできませんでした。所有して何がしたいの?と聞くのでしたが、数えることを間違えたら大変だからと王子さまをあしらえるのでした。自分の考え方と合わないため王子は5つ目の星にいきました。

5つ目の星 点灯家

5つ目の星は24時間で1440回夕日が見えました。そこにいたのはガス灯を守る「点灯人」が住んでました。王子さまは誰かのために点灯火をつけている点灯人さんは今まであった4人とは違うように感じました。
王子さまは点火人に「灯さなくても星を回れば、夕日が見えるよ?と聞きました」が、点灯人は灯し続けていたので、次の星に行くことにしました。

6つ目の星 地理学者

6つ目の星は、大きな星で「地理学者」のおじいさん住んでいました。自分では探索せず冒険家の報告をまとめているおじいさんでした。冒険をしないことにがっかりしますが、次の星に地球がとてもいい星と地理学者は教えてくれるのでした。

7つ目の星が地球でした。

この旅をとうして、王子さまは自分の住んでいた星のバラの存在が気がかりになりました。

バラと王子さまの関係性

王子さまが住んでいる星は、小さい星のためバオバスという大きな木が生えると星が滅びてしまいます。そのため王子さまはバルバオが芽のうちに見つけては引っこ抜いていました。

その作業をしているときにバラと出会います。王子さまは綺麗な花が咲いているバラに興味を持ちました。

王子さまの星では一人ぼっちのためそのバラが非常に大事な存在でした。しかし、徐々にそのバラは嘘をつくようになります。王子さまはそのバラをだんだん信じられなくなってしまいました。バラを置いて王子さまは旅にでることを決心します。

決別の時にバラと挨拶を交わしました。バラは特に責めるわけでもなく、初めて見せるバラの態度に王子さまは驚きました。王子さまはバラに対して寂しさや後ろめたさの感情がありました。しかし、旅に出ることを決意します。

6つの星の旅をしていくことでバラへの愛情や嘘の優しさに気づきます。王子さまは、地球に1年滞在して王子さまが住んでいた星へ帰る方法を探します。その思いが悲しい結末に結びつきます。

7つ目の星 地球に到着してキツネと遭遇します。

星の王子さまにとってキツネの存在

1年間王子さまは主人公「僕」に出会うまでの旅を話してくれます。王子が地球についてまずキツネと遭遇します。

王子さまはキツネに遊ぼうと誘いますが、キツネはそっぽを向いて遊ばないと答えます。

その理由は一度絆を結ぶと別れるのが寂しくなるからでした。

徐々に王子さまとキツネは、仲良くなっていきます。キツネは自分の毛並みと王子様の金色の髪の毛に親近感が湧き、王子様に向かって「絆を結ぶ友になれば素晴らしいことだ」と話します。

その時、王子さまは自分の住んでいた星のバラのことを思い出して、絆を結んでいることを自覚します。バラに対しての罪悪感も生れます。

キツネと話しているうちに絆のことや本当に大切なことは目に見えないことだと気がつきます。

そして、また旅を続けます。そうするとヘビに遭遇します。

ヘビに噛まれる

主人公「僕」が飛行機の修理の終盤に王子さまがヘビと話しています。このヘビに王子さまは噛まれてしまい強い毒を持っていました。

肉体的に一度なくなって、そして自分の住んでいるところ、バラのいる星に帰ろうとしたのです。王子さまはその時ちょうど地球に来て1年でした。王子さまは主人公「僕」に自分の星からバラや羊たちと笑顔でいるよと話します。主人公「僕」は翌日見にいくと王子さまの体も消えていました。

そして、絵で書いた羊がバラを食べているか食べていないか?考えて星空を見てごらん。そうやって想像したら戦争もない、いい世界になるだろう。というお話でした。

3.『サン=テグジュペリはどんな人で星の王子さまを通じて伝えたかったことは?』感想と内容

王子さまが蛇に噛まれた時「家に帰るんだ」と言っていました。家ってバラの惑星自分の惑星とおもいますよね。けど、これは色々な解釈ができます。

  • 死んで星を眺めて羊を守っている王子様のイメージ
  • 死んでしまったイメージ
  • 共通のエーテルへの回帰

作者自身がそもそもこの本は絆を結んだ「友」レオン・ヴェルトが亡くなって送った本であるそうです。
冒頭にレオン・ヴェルトに言葉を送っています。

レオン・ヴェルトはユダヤ人なのですが、この時代はナチズムであります。ユダヤ人は迫害されている時代です。そんな「友」に対しての作者の人間の感情が伝わってきます。

また、作者自身が空軍で胴体着陸した後に書いていて、恐らく集合体が見えてしまった。生死の狭間で飛行艇乗りとして覚醒をしたのでしょう。

家に帰るというのは平和の戦争のないエーテルの集合体ではないでしょうか?ただエネルギーがそこにあって本来ある宇宙の法則「愛」の法則が見えてしまったのかもしれません。

そして、最後は自分も戦死して「友」のところに行く決意をしているようにも感じます。
現在こうして私たちが生きているのもそうやって勇敢に愛の法則を受け継ごうとしていた人々のおかげかもしれません。。。

翻訳者でニュアンスが違う!!どれを買うか迷う人必見サン=テグジュペリ『星の王子さま』おすすめ出版社は!?

あらすじを書きましたが、ここで読んでみたいという人がいることでしょう。出版社が多すぎてどれを買おうか迷う人。自分が勝手にランキングしました。よかったらそちらを参考にしてみてね。

1位 サン=テグジュペリ『星の王子さま』 (新潮文庫) 

役が非常にわかりやすいです。

集英社の星の王子様を読みましたが、変に小洒落ていて読みにくかったです。

文字がイメージ化してきます。イメージが湧くということはそれだけ文章に落とし込まれているということでこちらを堂々1位にさせていただきました。

イメージを文字に落とし込むとどうしても受け手によってニュアンスのズレが生じますが、イラストがカラーでみやすかったのも加点ポイントです。

1位 サン=テグジュペリ『星の王子さま』 (講談社青い鳥文庫)

子供のための「星の王子さま」です。青い鳥文庫は戦後の文庫ですのできらいう人は嫌いますが、子供でもわかるように漢字にはふりがながあり、誰でも読めるようにしてありましたが、

文字を読み慣れている大人にとっては邪魔で読みにくくなっています。

あと、内容のイラストが白黒です。子供が読むのになぜ白黒と思います。そして、持ち運びがしにくいという面もあります。しかし、子供のために同率1位にしました。

3位 サン=テグジュペリ『星の王子さま』 (角川文庫)

世界観が変わってみえるのが角川文庫です。

個性があっていいのですが、一般受けはあまりしないでしょう。

例えるなら、可愛い人もしくはイケメンだがアクが強く困ってしまう感じでしょうか?そのアクが美味しく感じる人はクセになります。

アクセントがあるのです。王子さまがおれとかお前と呼んだりと日本語をかなり崩しています。

自分は好きですが、合う合わないがあるのでこのような順位にしました。

2回目以降読みたい方はこちらを読んで新たな感覚で読むといいかもしれません。

3位 サン=テグジュペリ『星の王子さま』(岩波文庫)

岩波文庫が一番古い出版で、1953年ですが、販売当初売れなかったそうで大型本にしたら売れたとのことです。

その後文庫本で出版されたのが現在の形になっております。

確かによく翻訳もされていて、日本に広めたのは間違いなく岩波文庫だったのかもしれませんが、ニュアンスが古いです。そのため読みづらいため現在は3位にしていますが、今後再翻訳されたら堂々1位にもなるかもしれません。

5位 サン=テグジュペリ『星の王子さま』(集英社文庫)

集英社ははっきり言って大人の活字が好きな人をターゲットに書いたのでしょうが、それにしても読みにくい。

あらすじで紹介した王子さまが訪れた3つ目の星で酒びたりの男と会話をしていましたが、以上のように役しています。

酩酊した目にはものが二重に見えるから。

と書いてありますが、

呑んだくれのやつには、ものが二つに見えるからさ。

というニュアンスです。確かに酩酊で2重であるというのはあっているけど、読者からしたらあっていると思いますかね?特にイメージで読む本では合わないように感じてしまいます。

さらに横書きということもあり、何を思っているのか。そして白黒のイラストもありこの順位です。集英社の漫画家を使って書いた方がいいのでは?くらいの勢いでした。

4.サン=テグジュペリ 『星の王子さま』 名言ランキング

ここで私が心に残った名言を勝手にランキングします。

1位 大切なものは目に見えない

星の王子さまと言えば、大切なものは目に見えない。と言っても過言ではないだろう。
大人になればなるほど、脳の結晶化が進みます。固定観念が進むほど忘れている気がする。自分さえ良ければ、他人なんてどうでもいい。

現実の目に見えることのみを信じて人の大切な「心」と言ったところを全く見ようとしない。

そして、ある時くる大きな出来事で大騒ぎをする。

その時自分に言い聞かせるといいかもしれません。夜星を見た時に羊がどうなったのか?

そして、本当に大切なものは目に見えないと一言自分に問いかけてみるのもいいかもしれません。

2位 絆を結ぶと悲しくもなる

これは、最後の場面本当に悲しくもなり、作者の友への気持ちと地球を愛する気持ち等々伝わってくるものでした。

人類は深い絆で結ばれているものです。しかし、絆が深ければ深いほど悲しみも深くなります。

無き「友」が、いつまでも悲しまずにしっかり生きるろと言っていたのかもしれませんね。
無き友とのために戦争へ言った作者自身と照らし合わせていたのかもしれません。

3位 問題は大人になることじゃない、忘れることだ

これも大切なものは目に見えないと被りますが、忘れているだけなんですよね。小さい時感じていたあの時の気持ちを平和でただ好奇心だけがあったあの時の自分、その夢をぶっ壊してやりたいこともやらずにいる自分を押し殺し生きている。

きっと些細な母の言葉や同級生の言葉本当に自分以外は気にしていないような言葉で人間は諦めているのかもしれせん。

何のため?なぜ?それを突き詰めていくと忘れていた頃の自分の気持ちと出会えるかもしれません。

5.『星の王子さま(サン=テグジュペリ)』 まとめ

このように小さい時から私に感動を与えてくれたサン=テグジュペリ氏に大きな感謝の意を捧げる。

このブログの本のアウトプットで一番長いものになったのは後世に本当に必要なものは目に見えないということを伝えたいからだ。

現在物質は飛躍的に促進をするが、AIしかり₿然り、大きく変わっていく中何も変わらないものそれが「心」や「愛」と言った。宇宙の法則である。

もう一度この時だからこそ想起しなくてはならないのではないでしょうか。

過去に読んだ本のランキングも紹介しています。よければこちらへどうぞ。

生かして頂いて 有難う御座います☺︎

自己紹介
mo~mo~mo~mo~妄想屋
ブックマン

アルティメットブロガー
伝説の始まり、アルティメットサイヤ人であることを想起。

目的
未来+αの情報を提供。
現在は、8つのサイトを運営。

1.世界情勢などの情報 妄想屋
2.人生の経験を生かす 自己啓発
3.本のアウトプットの場 千夜選書
4.外国人から教わった 英語の教え
5.建築現場監督の技術 建築トントン
6.無→有「宇宙の真理」 Buddhism
7.自然と人間のあり方 苔丸
8.幸せの波動で繋がる 幸せ掲示板

ここから私の物語の第2幕が始まる。

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